金融大手 米GDP“記録的落ち込み”予測
新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が停滞する中、アメリカの経済成長率が記録的な落ち込みになるとの見通しが示された。
アメリカでは、感染拡大で店舗が営業を取りやめるなど影響が出る中、金融大手「ゴールドマン・サックス」は、アメリカのGDP(=国内総生産)の見通しを公表した。それによると、成長率は1月から3月がマイナス6%、4月から6月がマイナス24%と記録的に落ち込み、景気後退局面に入るとしている。また、失業率が急上昇する可能性もあるとしている。
こうした中、アメリカ最大の輸出企業「ボーイング」は23日、一部の工場の操業を2週間休止すると発表した。工場内で感染による死者が出たことを受けた措置で、企業活動への影響も日に日に深刻さを増している。