×

感染拡大防止へ ロシアで通行証義務づけ

2020年4月16日 6:02

ロシアのモスクワでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、15日から外出の際、事前に申請した通行証の携帯を義務づける措置が始まり、一部で渋滞などの混乱がみられました。

通行証の携帯が義務づけられた15日、モスクワ郊外では、中心部に通じる幹線道路などで通行証確認のための検問が行われ、一部で渋滞が発生しました。

また、地下鉄の入り口でも、通勤客らの通行証の確認作業で行列ができ、駅構内に人があふれるなど混乱がみられました。

通行証は15日までに320万件が申請されましたが、記載に不備があるとして、およそ3割にあたる90万件が却下されています。

ロシアでは15日、24時間あたりの感染者が3300人以上となり、感染拡大が続いています。