アメリカの第47代大統領にドナルド・トランプ氏が就任しました。トランプ大統領の就任について各国の反応です。

ロシアメディアによりますと、プーチン大統領は20日、ロシアとの直接対話に前向きなトランプ氏の姿勢を歓迎し、あらためて祝意を示しました。ウクライナ情勢をめぐるトランプ政権との対話に前向きな姿勢も示し、「短期的な停戦ではなく、長期的な平和が目標だ」と主張しました。

ウクライナのゼレンスキー大統領は「トランプ氏は強い人だ。ウクライナは真の平和を実現するため、アメリカと協力する用意があり、この機会を逃す手はない」と期待感を示しています。

一方、フランスのバイル首相は「トランプ氏に何も対応しなければ、フランスとヨーロッパは潰される」と述べました。トランプ氏が掲げるアメリカ第一主義は「信じられないほど支配的な政治」だとし、「何もしなければ、我々は支配され、潰され、疎外されるだろう」と警戒しています。