新型コロナウイルスの影響で３月に外出制限令が出されたアメリカ・ロサンゼルスで８日、初めて制限が緩和され、一部の小売店の営業が再開されました。

再開が認められたのは、花や衣料品などの販売店です。客や従業員がマスクをして距離を保つことなどが条件で、食料など生活必需品以外の店の再開が認められるのは初めてです。

母の日を前に花屋には、多くの客が訪れていました。当局により客の入店は禁止されていますが、こちらの店は「店内が広く人の距離を保つことができる」などとしています。

店長「この店のような大きな店では、距離を保っている限り大丈夫だ。中に入ることができる人数を管理できていると思う」

生花店を訪れた人「母の日になれば、もっと混雑してもっと危険を感じると思う」

一方、カリフォルニア州北部では、州がまだ認めていないショッピングモールを再開させた地域もあり、制限を守らない動きに感染拡大への懸念も出ています。