“川崎病似”症状で子ども3人死亡 NY
アメリカ・ニューヨークで全身の血管に炎症が起こる「川崎病」に似た症状で子ども3人が死亡し、さらに2人の死亡例について調査していることがわかりました。いずれも、新型コロナウイルスとの関連が疑われています。
ニューヨークのクオモ州知事は10日、新型コロナウイルスへの感染が確認された子どもで、全身の血管に炎症が起こる「川崎病」に似た症状を示すケースが、州全体で85件に増加したと発表しました。
また、これまでに子ども3人が亡くなり、さらに2人の死亡例について調査を進めているということです。
新型コロナウイルスとの関連が疑われていることから、デブラシオ市長は市内すべての医療機関に対し、発熱や腹痛を訴える子どもの患者すべてに抗体検査を実施するよう要請しました。