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「川崎病」似の症例、約100件に NY州

2020年5月13日 11:17

アメリカ・ニューヨーク州で、新型コロナウイルスとの関連が疑われている「川崎病」に似た症例が、およそ100件にのぼることがわかりました。

ニューヨークのクオモ州知事は12日、全身の血管に炎症が起こる「川崎病」に似た症例が、州全体で100件ほどにのぼると明らかにしました。患者の年齢は、5歳から14歳が全体の6割を占めていますが、18歳の女性が死亡したケースもあり、クオモ知事は強い懸念を示しています。

一方、デブラシオ市長は、市内の症例は52件で、うち47件の患者が新型コロナウイルスに感染しているか、すでに抗体を保有していたことを明らかにしました。

新型コロナウイルスとの関連が強く疑われる結果で、ニューヨーク州では、すべての病院に対し、川崎病に似た症状を示す子どもに、感染検査を優先的に行うよう求めています。