米長官が外遊再開 イスラエル首相と会談
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外遊を見送っていたアメリカのポンペオ国務長官は、1か月半ぶりに外遊を再開し、イスラエルのネタニヤフ首相と会談しました。
13日にイスラエルに到着したポンペオ長官は、アメリカ国旗をイメージしたとみられるカラフルなマスク姿で専用機から降り立ちました。
エルサレムで行われたネタニヤフ首相との会談では、新型コロナウイルス対策にも話が及び、ポンペオ長官が、中国を念頭に対応を批判する場面もありました。
ポンペオ国務長官「イスラエルは素晴らしいパートナーだ。情報も共有してくれる。しかし、曖昧にしたり、隠そうとする国もある」
さらに会談では、イラン政策などについても意見が交わされました。
感染が続く中での異例の対面形式の会談には、トランプ政権としてイスラエルと結びつきの強い、支持基盤のキリスト教福音派へのアピールの狙いもあるとみられます。