コロナ 心臓疾患や糖尿病など死亡率12倍
アメリカのCDC=疾病対策センターは15日、新型コロナウイルスの感染者の調査で、心臓疾患や糖尿病などの基礎疾患を抱えた人の死亡率が12倍高かったなどと発表しました。
CDCは15日、1月下旬から先月末に新型コロナウイルスに感染した患者に関する新たな調査結果を公表しました。感染者の中で最も多かった基礎疾患は心臓疾患で32パーセント、次に糖尿病が30パーセント、慢性肺疾患が18パーセントだったということです。また、基礎疾患がある人はない人に比べて入院率が6倍、死亡率は12倍高かったということです。
一方、感染者の割合はヒスパニック系が33パーセント、黒人が22パーセントと、人口に占める割合を大きく超える感染率となっていて、人種間の不均衡がみられたということです。