米CDC 職場などの再開ガイドライン公表
アメリカのCDC(=疾病対策センター)は14日、新型コロナウイルスによる閉鎖が続いている職場やレストランなどが、再開の是非を判断するためのガイドラインを公表しました。
アメリカ国内の多くの州で経済活動が再開する中、CDCが公表したガイドラインは、職場やレストラン、学校や公共交通機関などが再開を判断する上で、その基準となるもので、各店舗などがとるべき具体的な対策について一定の基準を示しています。
企業には、従業員同士が社会的距離をとれるよう職場のレイアウトを変更したり、仕切り板を置いたりすることなどを推奨しています。
レストランに対しては、商品の配達や店頭での受け取りを推奨し、店内では客の人数を制限したり、テーブル間の距離をとったりするよう求めています。
また、従業員や生徒が出勤、登校してきたときに毎日、症状のチェックを行うことや、感染者が出たときの対策も定めるよう求めています。