バイデン大統領、選挙戦継続を強調 討論会から一夜 “候補差し替え論”も浮上
今年11月のアメリカ大統領選挙に向けた初めてのテレビ討論会から一夜明け、バイデン大統領は28日、選挙戦を継続する考えを強調しました。
バイデン大統領は27日のトランプ前大統領との討論会で声がかすれ、言葉に詰まるなど精彩を欠き、民主党内からは候補の差し替え論が浮上しています。
バイデン大統領は28日の演説で、「選挙で勝利するつもりだ」と述べ、選挙戦の継続を表明し差し替え論を打ち消しました。
バイデン大統領「11月の大統領選で勝利するつもりだ。私は若くはない。以前ほど、うまく歩けないし、スムーズに話せない。討論も以前ほど、うまくはできない」
バイデン氏は、このように述べた上で「打ちのめされても立ち上がる」と強調しました。
一方、トランプ前大統領は28日、討論会でバイデン氏に「圧勝した」とアピールしました。
トランプ前大統領「我が国を壊そうとする男に、討論会で圧勝した」
トランプ氏は「バイデンの問題は年齢ではなく、その無能さだ」などと批判し、攻勢を強めています。