アゼルバイジャン機墜落、露防空システムが撃墜の可能性も 米政府高官
カザフスタンで旅客機が墜落した事故をめぐり、アメリカ政府高官はロシアが防空システムで撃墜した可能性があると明らかにしました。
墜落した旅客機には機体に多数の穴がある事などから、防空システムによる誤射との見方が出ています。
アメリカのカービー大統領補佐官は27日、初期段階の検証からロシアの防空システムが旅客機を撃墜した可能性があると明らかにしました。
これに先立ち、アゼルバイジャン政府も「間違いなく、外部からの干渉があった」とし、どのような武器が使用されたのか調査すると発表しています。
一方、ロシア連邦航空当局は、旅客機の本来の目的地周辺でウクライナの無人機攻撃などがあり、機長が行き先変更の判断をしたとする声明を出しました。防空システムによる誤射の可能性には触れず、さらなる調査が必要だとしています。