米トランプ政権“留学生ビザ制限”方針撤回
アメリカのトランプ政権は14日、オンライン授業のみを受講する留学生へのビザの発給制限の方針を撤回しました。
トランプ政権は先週、すべての授業をオンラインで行う学校への留学生にはビザを発給せず、すでに在籍中の留学生についても出国するか対面授業の学校に転校するよう求める方針を打ち出しました。
この方針の撤回を求め、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が連邦地裁に提訴していましたが、この訴訟で、政権側が方針を撤回することで合意したということです。
今回の方針には200以上の大学が反対を表明したほか、与党内からも懸念の声があがっていました。