無重力で遊泳も…民間宇宙船の船内を初公開
アメリカの宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック」は28日、開発中の民間宇宙船の船内を初めて公開しました。
映像が公開されたのは、「ヴァージン・ギャラクティック」が宇宙旅行向けに開発を進めている民間宇宙船「スペースシップ・ツー」の船内の様子です。
6つの椅子の周りには12の円形の窓が配置され、すべての乗客が宇宙や地球の様子を堪能できるようになっています。また、船内には16のカメラが設置され、乗客の宇宙旅行体験を記録してくれるということです。椅子は横倒しにすることができ、無重力の際には乗客がより広い船内で遊泳できるということです。
すでに2度のテスト飛行に成功していて、ヴァージン社は今回の船内の公開が、商業宇宙旅行の開始に向けた最終局面だとしています。