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国後島に救難救助センター ロシア領強調も

2020年8月6日 1:59

ロシアが実効支配する国後島で新たに救難救助センターが設置されましたが、そこには自国領と強調する石碑も設置され、領土問題で日本側に譲歩しない姿勢を示しています。

5日、国後島に、最新の気象状況の監視・予測システムなどが整備された救難救助センターがオープンしました。開所式には、プーチン政権幹部であるロシアの非常事態相も出席しました。

また、その場で石碑が公開され、19世紀の皇帝ニコライ1世が語ったとされる「ロシア国旗を一度掲げた場所ではそれを降ろしてはならない」とのロシア領であることを強調する言葉を刻んだプレートが取り付けられ、領土問題で日本側に譲歩しない姿勢を示しています。