防衛相 習主席「国賓来日」に“慎重姿勢”
河野防衛相は、中国の習近平国家主席の国賓としての来日について、「防衛大臣としてしっかり議論していきたい」と述べ、慎重な姿勢をにじませました。
河野防衛相は閣議後の会見で、中国の国防費が増加を続けていることや、活発な海洋進出の動きなどを、「非常に強く危惧する」と述べました。
その上で自ら習主席の訪日について触れ、次のように述べました。
河野防衛相「コロナが落ち着いた後、どういうふうに考えるか。これは安全保障状況を反映をしながら、防衛大臣として政府内、しっかり議論していきたい」
河野防衛相はさらに「言うべきことをしっかりとりまとめて申しあげていきたい」と述べました。