中国が香港国家安全維持法を施行したことを受け、自民党は、新型コロナウイルスの影響で延期となっている習近平国家主席の国賓としての来日中止を求める決議案をまとめました。

自民党の外交部会がまとめた中国を批判する決議案では、「法施行と同時に大量の逮捕者が出るなど懸念していた事態が現実のものとなった現在、この状況を傍観することはできない。あらためて強く非難する」としています。

その上で、政府に対し新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となっている習近平国家主席の国賓での来日を中止するよう求めています。

自民党は来週、決議を正式に決定し、政府に提出する方針です。