ウクライナ東部ハルキウ州でロシア軍によるミサイル攻撃 51人死亡 ゼレンスキー大統領「意図的なテロ」
ウクライナ東部のハルキウ州で、ロシア軍によるミサイル攻撃があり、少なくとも51人が死亡しました。
ウクライナ当局によりますと、東部ハルキウ州の村で5日、ロシア軍によるミサイル攻撃があり、商店やカフェが被害を受け、6歳の男の子を含む少なくとも51人が死亡しました。攻撃を受けた店では当時、犠牲者を追悼するため村の住民が集まっていたということです。
一方、ゼレンスキー大統領はこの日、スペインで開かれた、EU=ヨーロッパ連合の加盟国と周辺国で構成する「ヨーロッパ政治共同体」の会議に出席していました。ゼレンスキー大統領は、ミサイル攻撃について「意図的なテロ行為だ」と強く非難し、ロシアが今後、他の国にも侵攻する可能性を強調しました。
ゼレンスキー大統領「私たちはウクライナで勝利する必要がある。ヨーロッパ全体の団結と連帯は揺るぎないものでなければならない」
また、会議に出席したEUのボレル上級代表は、「民間人に対する意図的な攻撃は戦争犯罪だ。EUはウクライナと連帯し、支援し続ける」との声明を発表しました。