スーダン、国外避難100万人超えの推計 軍と準軍事組織の戦闘4か月続く
軍と準軍事組織(=RSF)の間で戦闘が続いているスーダン情勢をめぐり、IOM(=国際移住機関)は15日、国外に避難を余儀なくされた人が100万人を超えたとする推計を発表しました。
スーダンでは、国軍と準軍事組織RSFの戦闘が4か月にわたって続いています。IOM(=国際移住機関)は15日、戦闘によって、国外に避難を余儀なくされた人が100万人を超えたとする推計を発表しました。
推計では、さらにスーダン国内で340万人以上が避難生活を送っているとしています。また、国連人権高等弁務官事務所は、戦闘によって、これまでに4000人以上が殺害されたと発表しました。
アメリカやサウジアラビアが仲介している停戦交渉が行き詰まる中、戦闘の長期化による市民への影響が懸念されています。