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スーダンで複数の戦争犯罪確認 市民を標的とする攻撃や性的暴行など

2023年8月4日 10:40

軍と準軍事組織=RSFの間で戦闘が続いているスーダン情勢をめぐり、国際人権団体は、3日、市民を標的とする攻撃など、複数の戦争犯罪が確認されたと明らかにしました。

スーダンでは、国軍と準軍事組織RSFの戦闘が3か月以上続きおよそ300万人が避難生活を余儀なくされています。

国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルは、3日、スーダンで行った調査で市民を標的とする攻撃や、12歳の少女が性的暴行を受けたとする証言など複数の戦争犯罪が確認されたと明らかにしました。

性的暴行などの加害者の大半はRSF側だったとしています。

一方、FAO=国連食糧農業機関は3日、スーダンの人口のおよそ42%にあたる2030万人以上が、深刻な食料不足に陥っているとしていて支援の強化を訴えています。