日本と英国、新たな経済連携協定で大筋合意
日本とイギリスは11日、イギリスのEU(=ヨーロッパ連合)からの離脱に伴う新たな経済連携協定について、大筋で合意したと発表しました。
日本とイギリスの間には現在、EUとの経済連携協定に基づく関税の優遇措置が適用されていますが、EU離脱に伴い新たな協定が必要となり、交渉が続けられていました。
日本とイギリスは11日に詰めの協議を行い、新たな経済連携協定の内容について、大筋で合意したと発表しました。
EUとの経済連携協定と同等の内容を維持しつつ、電子商取引などの規定を新たに加えたということです。
両国は今後、国内での承認手続きなどを進め、イギリスがEU加盟国と同等の扱いが受けられなくなる来年1月1日の発効を目指します。
今年1月のEU離脱以降、イギリスが主要国と経済連携協定で合意に至るのは今回が初めてです。