EU10か国 日本からの入国制限を解除
EU=ヨーロッパ連合が域外からの渡航制限を緩和したことを受け、これまでにフランスやイタリアなど加盟10か国が日本からの入国制限を解除したことがわかりました。
EUは今月1日、日本などEU域外の14か国からの観光やビジネス目的での渡航を認めると発表しましたが、実際に入国を許可するかは加盟各国の判断に委ねられています。
NNNのまとめによりますと、4日までに、日本からの入国制限を解除したのは、EU加盟の27か国中、フランスやオランダなど10か国となっています。
イタリアでも入国が認められますが14日間の自主隔離が義務づけられています。
一方で、ドイツやチェコハンガリーなどは制限を続けますが、ドイツは日本側の入国制限が撤廃されれば、解除するとしています。
日本は現在、EU全加盟国に対し、渡航中止勧告を出しており、EU滞在から帰国した際に、14日間の隔離措置が求められることなどから、本格的な渡航の再開にはまだ時間がかかりそうです。