入国制限緩和も…欧州で経済活動の再開進む
ヨーロッパ各国では15日、新型コロナウイルス対策のための入国制限の緩和が始まるなど、経済活動の再開が進んでいます。
フランスやドイツなどでは15日から、ほとんどのEU(=ヨーロッパ連合)加盟国からの入国が可能になりました。他のヨーロッパ各国でも入国制限の緩和が進んでいます。
また、EUは域外からの入国についても来月1日以降、段階的に緩和することを加盟国に提案しています。
一方、イギリスではおよそ3か月ぶりに商店が再開しました。ロンドンの老舗百貨店の前では、開店30分前にもかかわらず、長蛇の列ができていました。
老舗百貨店のハロッズでは、入店できる人数や試着室の数が制限されるなど、不便な状況が続いているということです。
イギリスでは、経済活動の再開が進む中、新型ウイルスの「第2波」を警戒し、15日から公共交通機関でのマスク着用が義務づけられています。