NY“マスク着用しない客”入店拒否可能に
新型コロナウイルスの感染が集中したアメリカ・ニューヨークで、マスクなどで口や鼻を覆っていない客の入店を店側が拒否できるようになりました。
ニューヨーク州では、ニューヨーク市内を除くすべての地域で経済活動が段階的に再開していて、感染が再び拡大することを防ぐことが課題になっています。
こうした中、クオモ州知事は28日、マスクなどで口や鼻を覆っていない客の立ち入りを、すべての店舗が拒否できるようにする行政命令に署名しました。
クオモ知事は会見で「マスク着用を文化の一部にするべき」と述べるとともに、著名なコメディアンらをマスク着用を呼びかける広報大使に任命するなどして、経済活動が再開したあとも引き続きマスクを着用し続けるよう強く求めています。