NY 一部地域で経済活動再開
新型コロナウイルスによる外出制限の期限を迎えたアメリカ・ニューヨーク州では15日、一部地域で制限が解除され、経済活動が再開しました。一方、ニューヨーク市内は制限が延長されています。
ニューヨークのクオモ州知事は会見で、州内10地域のうち、半分の5つの地域について、15日から経済活動を再開すると発表しました。
ニューヨーク州では経済活動を業種別に4段階に分けていて、今回は第1段階にあたる建設業や製造業、そして事前に注文したものの受け取りに限って小売業が営業を許可されます。
ただ、従業員や客に対してはおよそ2メートルの距離をとることや、距離がとれない場合はマスクを着用することを義務づけています。
一方、ニューヨーク市を含む残り5つの地域については、再開の条件を満たしていないとして今月28日まで外出制限が延長されました。基準を満たした時点で制限は解除され、経済活動を再開できるとしています。