新型コロナウイルスの感染が集中したアメリカ・ニューヨークでは、経済活動が再開されても引き続きマスクを着用するよう促すキャンペーンが行われています。

ニューヨークのクオモ州知事は２０日、「中国人がいつもマスクをしていることを疑問に思っていたが、彼らは正しかった」などと述べ、引き続きマスクを着用するよう強く呼びかけました。

ニューヨークでは、マスク着用を呼びかける３０秒の動画を一般に公募し、最終選考に残った５本の動画が公開されました。

最終選考に残った動画「私はニューヨーカーのためにマスクをつけます」「医療従事者の母のために」「看護師や医師のために」「父のために」

市民らが投票を行い、今月２６日に最優秀作品が発表されるということです。

マスク着用の文化が浸透していなかったアメリカですが、ニューヨーク市内ではほぼすべての人が外出時にマスクを着用するようになっています。