インドの妻に会いに タイからゴムボート18日間漂流
東南アジア・タイの沖で、18日間、ゴムボートで漂流していたベトナム人男性が救助されました。男性はインド人の妻に会うために、プーケットからおよそ2000キロ離れたインドを目指していたということです。
地元メディアによりますと、23日、タイの沖、およそ80キロの海上で、漁師が漂流中のゴムボートを発見したということです。駆けつけたタイ海軍の救助隊がベトナム人の男性を保護しました。
ゴムボートで漂流・ベトナム人男性「インドに行きたい」
男性は、新型コロナの影響で別居を余儀なくされたインド人の妻に会うため、ベトナムからタイ・バンコクを経由し、空路でインドのムンバイに向かう予定だったといいます。
しかし、ビザが取得できなかったため、バスでプーケットに向かい、そこからゴムボートで2000キロメートル離れたインドを目指すも、18日間にわたり漂流していたということです。
タイの海軍は、この動画をフェイスブックに投稿し、「海がどんなに広くても、男性の本当の愛を止めることはできない」とコメントしています。