米・英・独・仏、4か国首脳がベルリンで会談 中東情勢やウクライナ支援など話し合う
アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、4か国の首脳が18日、ドイツのベルリンで会談し、緊迫する中東情勢や、ロシアが侵攻を続けるウクライナへの支援などについて話し合いました。
米・英・独・仏、4か国の首脳による会談が18日、ドイツのベルリンで行われ、中東情勢やウクライナ支援について協議しました。
中東情勢については、人質の解放や停戦に向けた働きかけを強化する方針で一致しました。
ウクライナをめぐっては、ゼレンスキー大統領が示すロシアとの戦争終結に向けた「勝利計画」について協議したほか、ウクライナ支援を継続することを確認しました。
これに先だって、アメリカのバイデン大統領とドイツのショルツ首相の会談が行われました。
バイデン大統領は会見で「厳しい冬を迎えるウクライナに対し、我々は支援を継続しなければならない」と述べ、引き続きウクライナを支援する考えが揺るぎないことを強調しました。
来月のアメリカ大統領選挙で、ウクライナ支援に消極的なトランプ前大統領が返り咲くことへの警戒感がヨーロッパで広がる中、アメリカの姿勢を内外に示した形です。