アメリカのブリンケン国務長官が14日、ウクライナを事前予告なしで訪問しました。バイデン政権が先月軍事支援を再開して以降、初めての訪問となります。

ブリンケン国務長官は14日、ウクライナの首都キーウに列車で到着しました。国務省によりますとブリンケン氏は滞在中、ゼレンスキー大統領ら政府高官と会談し、ウクライナへの永続的な支援を伝えることにしています。

一連の会談では、最新の戦況や新たな軍事支援・経済支援の効果を協議します。またウクライナの長期的な安全保障、経済復興に向けた取り組みなどについて話し合う予定です。

バイデン政権は先月、ウクライナ支援の緊急予算が成立したことを受け財源不足により滞っていた軍事支援を再開し武器の供与を加速させています。