高田賢三氏が死去「伝説の1人を失った」
世界的デザイナーの高田賢三さんが4日、フランスで死去しました。新型コロナウイルスに感染していたということです。81歳でした。
現地メディアによりますと、高田さんは新型コロナウイルスに感染し、パリ郊外の病院に入院していましたが、4日、息を引き取ったということです。81歳でした。
高田さんは兵庫県出身で、都内の服飾専門学校で学んだ後、1965年にフランスに渡り、ファッションブランド「ケンゾー」を設立。世界的に高い評価を受けました。
また、2004年のアテネオリンピックでは、日本代表ユニフォームのデザインを担当するなど、2000年以降も活躍を続けてきました。
フランスメディアは、「ファッション業界は、伝説の1人を失った」などと報じています。