日本初の民間月面探査 着陸船デザイン公開
日本初の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」で、実際に月に行く月着陸船の最終デザインが公開されました。
日本の会社ispaceが計画している日本初の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」の月着陸船は、着陸用の脚を広げた状態で幅およそ2.6メートル、高さおよそ2.3メートル、重さおよそ340キログラムで、初期のデザインよりコンパクトかつ低重心となり安定性が向上しているということです。
JALの溶接技術やシチズン時計のチタン技術など日本の様々な技術を取り入れ、厳しい宇宙環境に耐えるだけでなく小型軽量化したことにより打ち上げコストも安くなるよう設計されています。
月着陸船は、来年中に組み立てに着手し、2022年にスペースX社のFalcon9というロケットで打ち上げられる予定です。
(c)HAKUTO-R