日本初「EV救急車」を公開 東京消防庁
東京消防庁で今月から全国で初めて運用が開始された電気自動車の救急車が、28日、公開されました。
公開されたのは、今月12日から全国で初めて池袋消防署で運用が開始された電気自動車の救急車です。東京消防庁によりますと、価格は約8100万円で、1回の充電で約130キロ走ることができます。
また、この救急車には、電動のストレッチャーが備え付けられています。池袋消防署では、育児休暇から復帰した女性隊員らで構成され平日の日中のみ出動する「デイタイム救急隊」が活動していて、電動ストレッチャーは女性隊員の負担軽減などに大きく貢献しているということです。
東京消防庁は、今後も車両の運用を重ねたうえで、さらなる導入を検討していく方針です。