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中国「アリペイ」上場で史上最高額調達へ

2020年10月27日 19:58

中国の電子決済サービス「アリペイ」を運営するアントグループが、上海と香港の証券取引所で上場し史上最高額となる3兆6000億円を調達する見通しであることを明らかにしました。

上場するのは、電子決済サービス「アリペイ」を運営するアントグループです。アントグループが証券取引所に提出した資料によりますと、来月5日に上海と香港の証券取引所に新規上場することで、日本円で、史上最高額となる3兆6000億円を調達する見通しだということです。これは、去年上場したサウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」を上回って過去最大です。

アントグループは、中国の電子商取引最大手の「アリババグループ」傘下の企業で、運営している電子決済サービス「アリペイ」は日本でも百貨店などですでに導入されています。利用者は中国を中心に世界で13億人にのぼります。