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上海 マスクや防護服“コロナ対策”展示会

2020年7月30日 20:03

中国・上海で30日、マスクや防護服など新型コロナウイルス対策の商品を集めた大規模な展示会が開かれました。

会場にはマスクや防護服のほか、消毒用品などを扱うおよそ600社が出展していて、来月1日までの期間中に医療関係者や輸出業者など6万人が訪れる見込みです。

付けるとひんやり涼しいマスク。なぜ涼しいかというと、フィルターを通った空気がチューブからマスクに送られているからです。

このマスクは中国の企業が今年4月から販売している商品でマスク2枚などでのセット価格がおよそ7500円。アメリカなどに輸出していて、1日5000セット売れているということです。また同様の仕組みの防護服は長時間着用する医療従事者から注文が殺到しています。

このほか、口元が透明なマスクは、耳の不自由な人が、唇の動きを見て話している内容を理解できるよう開発されました。

中国では、消毒やマスクを着用する習慣が定着していて、感染症対策に関わる商品は、将来性のあるビジネスとしても注目されています。