トルコ地震72時間迫る 懸命の捜索続く
トルコ西部沖で起きた大地震は、死傷者が1000人を超えました。生存率が下がるとされる発生から72時間が近づくなか、懸命の捜索が続いています。
先月30日のトルコ西部沖のエーゲ海を震源とする大地震では、これまでにトルコで62人が死亡し、ケガ人は940人にのぼっています。また、隣国のギリシャでも2人が死亡しています。
震源に近いトルコ西部のイズミルでは、415棟の建物が被害を受け、1日には、倒壊したビルから33時間後に男性が助け出されるなど、これまでに100人あまりが救助されました。
救助活動には、のべ6500人近くが動員され、生存率が下がるとされる発生から72時間が近づくなか、懸命の捜索が続いています。