トルコ地震“72時間”迫る 死傷者千人超
トルコ西部沖で起きた大地震は死傷者が1000人を超えました。生存率が下がるとされる発生から72時間まで4時間を切る中、捜索が続いています。
トルコ西部沖のエーゲ海を震源とする先月30日の大地震では、建物の倒壊と津波により、これまでにトルコで83人が死亡、962人がケガをしました。隣国のギリシャでも2人が死亡しています。
特に被害が大きかったトルコ西部のイズミルでは、倒壊したビル6棟で、現在も捜索が行われています。地元メディアによりますと、2日未明には14歳の女の子が救助され、さらに、地震発生から65時間後の2日朝には3歳の女の子が助け出されました。
一方で、生存率が下がるとされる発生から72時間まで4時間を切っていて、救助活動は時間との闘いになっています。