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米失業率6.9% 市場予想上回る回復ぶり

2020年11月6日 23:23

アメリカの10月の失業率は6.9%となり、6か月連続で改善しました。前の月から1ポイント改善していて、市場予想を上回る回復ぶりです。

アメリカ労働省が6日に発表した雇用統計で、10月の失業率は6.9%と、前の月から1ポイント改善しました。景気の動向を反映する農業部門以外の就業者数も前の月から63万8000人増加し、こちらも市場予想を上回りました。

新型コロナウイルスの感染拡大で、4月には14.7%と第二次世界大戦後、最悪の水準まで悪化しましたが、その後は、経済活動が段階的に再開され、6か月連続の改善となりました。ただ、アメリカでは新型ウイルスの感染が再び拡大していて、再び経済活動を制限する動きも出ています。

今後、どこまで雇用が回復するかは依然不透明です。