アメリカの民泊仲介大手「エアビーアンドビー」は2月28日、ウクライナからの避難民、最大10万人に無料で一時的な滞在先を提供すると発表しました。

エアビーアンドビーの共同創業者のブライアン・チェスキー氏らは2月28日、ポーランドやハンガリーなど、ヨーロッパ各国に書簡を送り、ウクライナからの難民の受け入れ支援を表明しました。

傘下の非営利団体が宿泊施設と調整し、費用は寄付金などでまかなうもので、最大10万人の避難民を無料で受け入れるということです。一時的な滞在先を想定していますが、各国政府と連携して柔軟に対応したいとしています。

国連難民高等弁務官事務所によりますと、2月28日までにウクライナからポーランドなどの周辺国へ逃れた難民は、およそ52万人だということです。