日本人タレント未婚で出産 韓国で議論呼ぶ
韓国で活動している日本人の女性タレントが、未婚のまま国外で精子提供を受けて出産したことを公表し、未婚での人工授精が難しい韓国の制度に疑問を投げかけたとして社会的議論を呼んでいます。
韓国で「サユリ」という名前で活動する日本人タレント・藤田小百合さんは、今週、自身のSNSで男の子を出産したことを発表しました。
藤田さんは去年、自然妊娠が難しいとの診断を受けたものの、韓国の制度では未婚の女性が精子提供を受けることが難しく、国外で提供を受けて日本で出産したということです。
韓国メディアへのインタビューで藤田さんは「子供を産むために愛していない人を探すのは正しくないと考え、自発的に未婚の母になる決意をした」などとコメントしています。
韓国メディアは「サユリは韓国社会に“未婚女性の出産する権利”という疑問を投げかけた」などと連日大きく取り上げ、社会的議論を呼んでいます。