ウクライナの国外避難民 500万人超える
ロシアによるウクライナ侵攻後、ウクライナから国外に避難した人が500万人を超えたことが明らかになりました。
UNHCR=国連難民高等弁務官事務所は20日、ロシアによる軍事侵攻後、ウクライナから国外に避難した人が19日時点で、503万人に達したことを明らかにしました。侵攻前のウクライナの人口はおよそ4160万人で、国民の10パーセント以上が国外に逃れたことになります。
周辺国の受け入れ人数は、隣国のポーランドが282万人あまりと最も多くなっています。
国外避難が500万人を超えたことを受け、グランディ国連難民高等弁務官は、自身のツイッターで、「新たな攻撃のたびに避難者の希望は打ち砕かれている。戦争を終わらせることが、避難者の生活を再建するための唯一の道だ」とコメントしています。