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「報告全てを注視」米女性がアレルギー反応

2020年12月17日 12:11

アメリカ・アラスカ州で、新型コロナウイルスのワクチンを接種した女性が、アレルギー反応を起こしていたことがわかりました。

現場にいた医師「私はアナフィラキシー反応かもしれないと思い、エピネフリン(薬液)を注射した」

アラスカ州の保健当局は、州内の病院でファイザーなどが開発したワクチンを15日に接種した医療従事者の女性が、接種の10分後に、紅潮や息切れなどのアナフィラキシー反応を示したと発表しました。その後、女性は救急病棟に運ばれ、点滴を受けた上で入院し、現在、容体は落ち着いているとしています。この女性は、過去にアレルギー反応を起こしたことはなかったということです。

CDC(=疾病対策センター)の担当者は、アメリカでこれまでに確認された唯一のアレルギー反応の事例だと説明しています。ファイザーは、「重度のアレルギー反応に関する報告全てを注視していく」とコメントしています。