イギリスで始まった新型コロナウイルスのワクチン接種で、２人がアレルギー反応を起こし、体調が悪化していたことが分かりました。

イギリスでは製薬大手・ファイザーなどが開発したワクチンの接種が始まり、地元メディアによると、初日に約５０００人が受けたということです。

この中で、過去に重いアレルギー反応の経験がある２人がワクチン接種後にアレルギー反応を起こしたことが分かりました。地元メディアによると、激しいショック症状が起きるアナフィラキシーのような反応だったということです。

２人はすでに回復していますが、規制当局は、過去に重いアレルギー反応の経験がある人は、このワクチンを接種するべきではないと警告しました。

一方、ＮＮＮは今回ワクチンを接種した女性に話を聞きました。

初日にワクチン接種したサマンサ・インピーさん「体調は全く問題ありません。昨日、腕は少し痛かったのですが、インフルエンザのワクチンと変わりません。同僚も何人か接種しましたが、体調の異変は報告されていません」

女性は介護施設で働いているため優先的に接種を受けられたということです。