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「来月11日にも最初のワクチン接種」米国

2020年11月23日 3:10

アメリカのトランプ政権で、ワクチンの迅速な供給を目指すプロジェクト『ワープスピード作戦』のトップが22日、「来月11日にも最初のワクチン接種が始まる」との見通しを示しました。

アメリカの製薬大手ファイザーは、FDA(=食品医薬品局)に対し、緊急使用の許可を申請していて、来月10日にFDAの諮問委員会で審査が行われることになっています。

こうした中、トランプ政権でワクチン供給のプロジェクト『ワープスピード作戦』を指揮するスラウイ氏がCNNテレビに出演し、「我々の計画では、承認から24時間以内にワクチンを接種先に届けることができる」「最初の接種は、来月11日か12日になると見込んでいる」などと述べました。

アメリカ政府は、国内の医療従事者や高齢者、重症化のリスクが高い持病がある人から優先的に接種を始める方針です。

一方で、ファイザーは、日本やヨーロッパ、イギリス、カナダ、オーストラリアでもワクチンの緊急使用許可の申請準備を進めていて、接種に向けた動きを加速させています。