一時帰国を諦め…中国でおせち料理“完売”
世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中国では、一時帰国を諦め現地で正月を迎える日本人が多く、おせち料理が飛ぶように売れていました。
今年9月に地元政府などが16億円をかけてリニューアルオープンした「日本風の街」は、日本料理店などが軒を連ねていて、年末年始の一時帰国を諦めた日本人駐在員でにぎわっていました。
日本人男性客「53歳で初めてお正月を日本で過ごせない状態になって、寂しいですね」「子どもに会いたいです」
コロナの影響で、現地で年越しする日本人が大幅に増加。そのため…。
日本料理店 蘇州店オーナー「これは追加分です。全部完売してしまって」
この店では250個のおせち料理が即完売。追加注文を受けるため、急きょ「重箱」をネット通販で購入していました。
日本料理店 蘇州店オーナー「コロナでみんな帰れないからね。日本に帰れないから蘇州でお正月過ごしましょうみたいな方が多くて」
上海の百貨店でもおせち料理は例年以上のペースで売り切れていて、コロナ禍で迎えるいつもと違う年末年始となっています。