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原監督がオーナー報告“全て劣っていた”

2020年11月27日 21:44
原監督がオーナー報告“全て劣っていた”

巨人の原辰徳監督(62)が27日、東京大手町の読売新聞東京本社を訪れ、山口寿一オーナー(63)に今シーズン終了の報告を行いました。

その後、報道陣の取材に応じた原監督は山口オーナーから最初に、コロナ禍の中、巨人を含めプロ野球が全日程を戦い抜いたことについて「野球界として世の中に対しても素晴らしい、よく頑張った」とねぎらいの言葉をかけられたことを明かしました。

さらにセリーグ2連覇の後、日本シリーズではソフトバンクに2年連続で4連敗したことについては「連覇したのは喜びだが、最後に悔しい思いをしたのはオーナーも同じ気持ち。『最後に悔しい思いをしたので来季のバネとして頑張っていけ』と言われた」と話しました。

そして原監督は「とにかく最後は悔しい思い。万全を期して日本シリーズに臨み、戦いを挑んだわけですけど。監督、コーチ、選手、現場の人間は非常に悔しい思いをした。全てにおいてね…我々は劣っていたということでしょうね」と悔しさをにじませ、3年契約の3年目となる来季へ「もう一度組み立て直す」と雪辱を誓いました。

また、エースの菅野智之投手(31)のメジャー挑戦が報道される中、「まだどうなるのかは想像の部分、私は強くは言えない。ただ監督としては彼が来季もジャイアンツのユニホーム着て戦ってくれることを望んでいることだけは言えます」と胸中を語りました。