露プーチン大統領「徴兵対象年齢の上限」引き上げる法律に署名 27歳から30歳に
ロシアのプーチン大統領は4日、義務である徴兵の対象となる年齢の上限を、27歳から30歳に引き上げる法律に署名しました。
ロシアの徴兵制度では、1年間の兵役につくか、同じレベルの訓練を受けることが義務付けられています。
現在の徴兵の対象となる年齢は18歳から27歳までですが、新たな法律では、上限を30歳に引き上げます。この法律は、来年1月から施行されます。
ロシア軍参謀本部は、「徴兵された兵士は前線には送らない」としていますが、軍務の経験者を増やす狙いがあるとみられます。
プーチン大統領は7月、予備役の上限年齢を5歳引き上げる法律にも署名し、成立させていて、兵力の確保を進めています。