中国 新型コロナ関連で“一週間で6300人以上が死亡” 当局発表
中国の衛生当局は28日、新型コロナウイルスに関連して、一週間で6300人以上が亡くなったと発表しました。
中国疾病予防センターは、新型コロナに関連し、今月26日までの一週間で、新たに6364人が医療機関で亡くなったと発表しました。
いわゆる「ゼロコロナ政策」が緩和されて以降、先月8日からの死者数はあわせて7万8960人となりました。
当局の発表によると、一週間あたりの死者数は、前の週の1万2658人からほぼ半減していますが、在宅のまま死亡した人などは含まれておらず、実態を反映していないとの指摘もあります。
中国では、27日までの春節の連休中に帰省などで国内外を移動する人が急増しており、医療体制が脆弱(ぜいじゃく)な農村などへの感染拡大が懸念されています。