国連人権理事会の会合でこのあと旧ジャニーズ事務所による性加害問題などについての調査内容が報告されます。会合に出席する元ジャニーズJr.の二本樹顕理さんが現地で取材に応じました。

報告に先立ち公開された作業部会の文書では、ジャニー喜多川元社長による性加害問題をうけたSMILE-UP.の対応について、「被害者が求める救済への道のりは遠い」と指摘しています。被害を訴えた元ジャニーズJr.の二本樹顕理さんも会合に出席し本人のビデオメッセージが流される予定です。

二本樹顕理さん
「長年放置されてしまった問題に光が当てられた実感を持っています」「正確に真実を伝える形になってほしい。人権に対する意識が変えられてほしいと訴えかけていきたい」

二本樹さんは、こうした訴えを通して未来の子供たちが守られる社会を実現していきたいとしています。