ブリンケン国務長官、中国外相と会談 台湾・ウクライナなど議論か 北京で
アメリカのブリンケン国務長官と中国の秦剛外相の会談が18日午後、始まりました。台湾やウクライナの問題などで議論が交わされるとみられ、対立する米中両国がどこまで一致点を見いだせるかが焦点です。
会談は日本時間18日午後3時半頃、北京市内で始まりました。会談では台湾問題も大きなテーマになるとみられ、中国側はアメリカが蔡英文政権にこれ以上、肩入れしないようクギを刺す方針です。
また、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐっては、アメリカ側が中国に対しロシアに武器支援をしないよう求めるとみられます。
ブリンケン氏は19日まで中国に滞在する予定で、外交トップ・王毅政治局員との会談も予定されています。
米中対立の長期化が予想される中、関係悪化に歯止めがかけられるかが焦点です。