米 夏メドに“全国民のワクチン”を確保へ
アメリカのバイデン大統領は26日、新型コロナウイルスのワクチンについてことし夏をメドに国民全員が接種するのに十分な量を確保する見通しがついたことを明らかにしました。2億回分を追加購入するということです。
バイデン大統領「夏にはさらに2億回分のワクチンが供給される。3億人のアメリカ人全員が夏の終わりか秋の初めまでに接種するのに十分な量だ」
大統領はさらに、ワクチンの供給量を、週860万回分から最低、週1000万回分に引き上げる方針も示しました。
ニューヨーク州やカリフォルニア州などで、ワクチンが不足し、「供給に問題がある」との指摘が出ていることを受けての措置で、各州が事前に受け取る量を把握できるようにしたいとしています。
一方、ハリス副大統領はこの日、2度目のワクチン接種を受けました。ハリス氏は「全く痛みはなかった」と感想を語り、国民にワクチンの接種を改めて呼びかけました。