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インドネシアでワクチン接種 大統領も投与

2021年1月13日 16:36

インドネシアで13日、新型コロナウイルスワクチンの接種が始まり、ジョコ大統領が最初に投与を受けました。

インドネシアで接種が始まったのは、中国の製薬大手「シノバック」が開発したワクチンです。インドネシア当局は、このワクチンの有効性は65.3%で、WHO(=世界保健機関)が求める基準である「50%以上」を上回っていると説明。

国内のイスラム教団体も戒律に違反する成分を含まない「ハラル」と認定し、大規模な接種が始まりました。ただ、安全性をめぐり国民から不安の声もあがっていることから、ジョコ大統領が最初に投与を受け、「このワクチンの接種は国民をパンデミックから解放するための多大な努力の始まりだ」と述べました。

インドネシア政府は、今年中に全人口のおよそ7割にあたる1億8100万人にワクチンを接種する計画です。AP通信によりますと、シノバック製ワクチンの大規模接種は、中国以外では初めてだということです。